薔薇色通信 / May 9, 2003
ぼの@東京

5月のある朝、 目を覚ました私に家族が言いました。
「ベランダが薔薇園みたいになってるよ。
すごいよ すごいよー。」
猫の額ほどのスペースに数鉢の薔薇。 ポツポツと咲き始めたけど、そんなに豪華じゃないって。。。
でも、 先月の終わりから元気をなくし、体調を崩している私を喜ばそうと、 そんなふうに言ってくれるんだね…… ありがとう。
「このマダム・ピエール・オジェのタワーね、蕾がみんな外を向いちゃって、こちらからはあまり見えないんだよ……」
と、私。
「そりゃあ仕方ないよ。花は太陽の方を向くものだよ。(笑)」
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一年間待ち焦がれた薔薇が咲き出したというのに、なかなかカメラを構える気になれず、 ぼんやり眺めて香りをかぐくらいしか出来ずにいたけれど、 家族や友人のおかげで 少しずつ気力が出るようになってきました。
今日は薔薇の写真を撮ってみるかな。。
そんなことはお構いなしに 思い切り外を向いて咲く薔薇たち。
シャルロットやチャールズなどのブッシュタイプは、毎度のごとく鉢を回し、無理矢理こちら向きにする。
でもでも、つる薔薇は、咲く状態を想定して、支柱の位置を決めて、誘引してあるんだよー。こっち向いてくれないとさー、困るんだよねー。そりゃ少しは予想してたけど、そんなにきっちりむこう向かなくたってさー。(--;
仕方ない。ちょいと不恰好になるけど、 オジェの鉢も反転させてみるか・・・
くるりん
すると、 まるで魔法をかけたよう。
桃色の薔薇の咲きこぼれる柱が現れ、
本当に本当に小さいけれど、 ここは 私たちだけの薔薇の園になったのでした。